人に振り見て我が振り直せ ~ATMにおける我慢比べ~

私は、よく銀行のATMを利用する。
最近は、24時間営業や休日も稼働するATMが増えてきているが、平日昼間にATMを利用する時は、ある意味我慢比べ大会だ。
特に急いでいる時に限って、その大会が盛大に起こる。

ATMは日々進化しているため、次々と新しい機能が追加される。私は幸いにも機械には強いため、このような機能にはすぐ慣れる。
しかし、お年寄りや主婦の方でよく見かけるのだが、機械にあまり強くない方がいる。
その方にとって、この機能は混乱のもととなることも多いだろう。
よく、「カードが入らない。」「メニュー選択を間違えた。」などのトラブルにパニックとなってしまい、行員を呼んでいる光景がこの類だ。
そのような光景に出くわしたとき、長期戦を覚悟する。

年末、銀行に行った時、「ATMでキャッシングしたら新札が出てこない。」と大声でクレームをつけていた初老の男性がいた。
きっと、孫にあげるお年玉を準備するためにATMに並んだのだろう。
ただ、30分近くそこで粘られると、後に並んでいる者としてはさすがに困ってしまう。
結局、その男性はATMが使いこなせずに窓口でお金をおろしていた。

別の銀行に行くと、”ATMの使用は5回まで”という看板が掲示されている場所で、堂々と5回以上使用しているおばさんがいた。
さすがに並んでいる方も見かねたのか、行員に注意を促す方が何人かみえた。
そのおばさんは、行員の方に注意されるとバツが悪そうに行列の最後尾に並び直した。

この我慢比べはほんの一部だが、私自身も我慢比べ大会の主人公になってしまい、周りに迷惑をかけてしまうかもしれない。
そうならないように、普段からATMを使う時に周りに気を付けながら使うことが大切であることを年末に痛感した。